地下鉄
NYに来た当初は最初に地下鉄の汚さに驚いた。以前有名だった落書きはなくなったものの、ごみがホームに投げ捨ててある。きれいな国、ニッポンからきた私には理解ができない。これはどうしたことか。その上ほぼ毎年のように運賃はあがり、一体私達が払っているお金はどこにいってしまうのかといつも疑問に思う。ごみだけならまだしも、NYの地下鉄はネズミで有名だ。線路わきをちょろちょろと走り回っている。Youtubeではこのネズミがホームまで登ってきてしまっている映像までポストされている。
また、地下鉄で驚くのは、路線に別の線の電車が平気で走ること、週末になると、線路が工事のため止まること、また、止まるはずの駅を止まらずにスキップすることなど、日本では考えられないことが日常茶飯事である。最初慣れないころは、一苦労だった。また最初のころは車内放送の音声が悪く全く何をいっているかわからなかった。今はじっと耳を傾けていないと、次の駅はスキップしますだとか、別の線をこれから走りますといった案内がでるので、折角座っても、ゆったりできず、たまったものではない。この狭いマンハッタンに住んでいながら、いつも余裕をもって行動しないと、この地下鉄にやられる。
また、切符やパスの自動販売機で、PASMOのような感覚でカードにチャージをしようとしたら、クレジットカードだけ読み取り、実際の地下鉄のパスがでてこない。その代りに、レシートが出てきて、チャージされた旨と問題があればここに電話をするようにと1-800のMETROCARDの文字がでている。すぐ隣に、職員のいるブースがあったので、そこに申しかけると、自販機の前で立ってなさいと言う。たまに出てくるからと。本当に面白いことをいう人が多い。その機械にはすでに次の人がお金をいれて切符を買おうとしている。その旨を伝えると、そのレシートの番号に電話してくれとのこと。私は今100ドル以上の1か月分のパス料金をクレジットカードにチャージされ、実際のパスがでてこなかったので、せめて、帰りの1回分のパスを下さいと申し出た。その日は大晦日だったので、後ほどきっと混むことを予想して、先にチャージをしたかったし、後で並びたくなった。
そうすると、今地下鉄に乗るのならただでいれてあげるという。私は今ここに来たばかりなので、今は電車に乗らないが後で帰るときに乗りたいといったら、そうはいかないという。完全に拉致があかないのである。 仕方がないので、次の日にそのレシートにあった番号へ電話をかけようとすると、番号の桁数があわなくて、どこにも通じない。そんななかで、冷静にウェブで地下鉄のウェブサイトでこのケースを訴えかけたところ、約1か月後くらいに手紙がきて、通常カードのチャージは3営業日ないで返済されているとのこと。カードを調べてみると本当にそうなっていた。
全くNYの地下鉄はシステムがなってるのかなっていないのか全くわからない。今年も3月からまた運賃値上げだ。
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