コンドミニアム
というわけで、イーストビレッジのアパートを出て今はファイナンシャルディストリクトに住んでいる。私の住んでいるコンドミニアムでは、朝食がでる。忙しい朝にはとてもありがたいサービスの一つで、おかげ様でこのビルの住人さんともお知合いになれるし、友達も沢山できた。
ニューヨーク、マンハッタンではコンドミニアムとコープと大きく分けて二つの建物の種類がある。現在のところマンハッタンの全建物約25%がコンド、75%がコープ(co-op)という割合になっている。最近では新開発のビルがコンドミニアムを建設しているので徐々にコンドも増えてきた。
このコープといのが私達日本人には聞きなれないのだが、物件を所有しても、コンドとは違い、会社のシェアとして全建物の何パーセントを所有するという要は株に似た考え方を導入している建物で、大きな都市に存在する。コープなので、consumer cooperativeで直訳すると生活協同組合方式なのである。なので、一つの部屋には住むがその中の物質的なものは所有しない(できない)。また審査も厳しく、面接まである。ペットがいればペットまで面接する。
だいたいこちらのビルではペットがOkなところとそうではないところ、またOKでも何パウンドまで、何々の品種はダメとかいろいろと厳しい。喫煙に関しても年々厳しくなってきている。また、コープは住居用なので、折角所有しても人に自由に貸せない。(ところが多い)ビルごとで規律は違うが、だいたい最長2年までしか人に貸せないところがほとんどで、これも理事会からの承認が必要である。なかなか面倒くさい。 私達外国人には断然コンドミニアムが合っており、鍵を手にしたその日から人に貸せる。まれにCo-opで投資オンリーという文句でオーナーを募集しているころがあるが、投資家さんにはコンドミニアムが対象になる。
Co-opの良いところは、値段がコンドより断然安い。自分達で住むのであれば特に問題ない。同じ予算でもCo-opの方が間取りも少々大き目になる可能性もある。また、ある一定の期間をバイヤーが済めば賃貸に出せる場合もあるので、本当にビルごとにルールが違う。さぁ、皆さんはコンド派?コープ派?
0コメント