やっぱりNY


NYは何といっても断然、Land of Opportunityである。日本にいたらできなかった事もNYなら思い切って試せる。そんなプラットフォームがある。私はNYで不動産業をしているが、日本では全く同じビジネスをやろうとは思わない。第一の理由はポテンシャル(ビジネスチャンス)ではないだろうか。その分、慎重にやらないとすぐ潰れてしまう。NYに住んでいるとバイタリティーにあふれるパワフルな人達に会える。私の以前勤めていた会社自体、IVYリーグを卒業した優秀な人達がごっそりおり、彼らと同じフロアーで働けただけでもすごい事だと思う。
 
更に尊敬するのは、NYに芸能一本で来た人や、ダンス一本、音楽一本で生活している人達だ。本当にすごいことだ。何年も前、あまり深くは知り合えなかったがベリーダンサーの方ともお会いし、そのパワーに驚かされる。また別の機会では近代ギリシャ史の博士号をとり、助教授として大学で教えていた人、プロギターリスト、ジャズフルート演奏者、バイオリニスト、ジャズミュージシャン。大江千里氏もこの一人だ。 

もう、何年も前、とある、ジャズライブをUpper West Sideのレストランへ見に行った。そこに大江さんが来ていた。私にしてみれば、大江千里は一世を風靡した有名人である。その彼が目の前のテーブルに座って、ステーキを食べており、にこにこしながら私にも自分の食べてるステーキを「食べますか?」といって気さくに聞いてきた。ぶったまげるばかりだ。 その他たくさんの有名人も見ているが、こうやって、NYは住んでいるだけで、世界中の優秀な人が集まるので刺激的だ。だからやめられない。

私の一番最初のバイオリンの先生はなんと、NYフィルハーモニックで第二バイオリンをしていたフリーランスの人だった。日本にあのままずっと住んでいても、NHK交響楽団で演奏するバイオリニストには教えてもらえる機会はなかったであろう。 


有名人といえば(皆さんは全員はご存知ではないかもしれないが)、East Villageを散策する坂本龍一さん、レッド・カーペットを歩いていたレオナルド・デカプリオさん、同じ機内に乗り込んだマシュー・ブロデリックさん、St. Patrick’s Dayパレードに来ていた、コメディアンのセス・マイヤーズさん 、元NBA選手のシャキール・オニールさん、大ファンKnicksのカメロ・アンソニーさん、映画「SMOKE」に出演していたハーヴェイ・カイテルさん。映画撮影中のベン・スティラーさん。近所のバーに来ていた、超人気イタリア系ギャングTVシリーズのボビー・バカリエリさん。もっと驚くのが、私の住んでる同じビルキアヌ・リーブスさんが3か月間住んでたという。証言者曰く、ジムにもRooftopにもいつも来ていたと。私は毎日当時ジムにいっていたが会えなかった。と、まぁざっとあげても9名と遭遇している。NYに8年住んで9名だ。

私は東京に35年以上住んでいたが、誰にあったか、もう忘れたが有名人にあったのは片手で数えるくらいだ。今度記憶を辿りながら数えられたらお知らせしよう。(知らなくてもいいか。) 

NaokoのNY暮らし

NY、マンハッタンでReal Estate Agentとして活躍中。NY生活の発見をお送りします。Instaも見てね。https://www.instagram.com/naoko_ichijima/

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