ニューヨーカーはかわいい!
とあるネットワーキングイベントで知り合った2名と今日再会した。ネットワーキングはこちらでは非常にポピュラーで、会社外の人たちと交流をする。日本式に言えば異業種交流会のようなものだ。今や仕事探しやビジネス起業者にはこのネットワーキング活動が重要であり、侮れないイベントの一つだ。イベントから得た人脈で再就職していくケースが今や求人に仕事を応募するよりはるかに多いそうだ。
今日はミゲルとウィンストンとソーホーで会った。フランス語を話すミゲルが推薦する、フレンチベーカリーカフェは私も行ったことのある、お気に入りのカフェの一つだ。店の前にいったらそれがなんと閉店しているではないか!しかも昨日閉店したそうだ。ここは老舗のカフェで、なんといってもケーキやペーストリーがフレンチ式でとてもおいしいお店だ。新店舗へ移転したらしいが、道を通りがかりの人曰く、新しいお店は今までとは全く違う雰囲気になってしまったそうだ。ちょっとノスタルジックな懐かしい感じが全くないらしい。ここのところNYの道を歩いていると、いろいろなお店が閉店しており、非常に残念に感じる。みんな家賃が払えないのである。
それはまた別の機会に話すとして、本題に戻るがNYに住んでいるといろいろとかわいい場面に遭遇する。今日のかわいいは、このミゲルとウィンストンがケーキをオーダーして、それぞれコーヒーと紅茶とで食してる姿だ。とてもかわいい光景だった。ミゲルは、今日は折角、タルトかペーストリーを楽しみにしていたのだから、絶対甘いものを食べるぞと。タルトみたいのあるといいなぁ~。と真剣に言っている。ウィンストンはミゲルがオレンジケーキを注文しているのをみて、同じものを取っていた。ケーキやお菓子は一瞬でも万人を幸せにするのだ。ケーキが運ばれてきて、ミゲルが、「あれ、ケーキはオーダーしなかったの?」と心配そうに聞いてきた。きょうはもうすでに甘いものを食べてしまったので、コーヒーだけでいいというと、やけに納得していた。
おしゃれなソーホーでほのぼのとする一時を彼らと一緒に過ごせて幸せだ。こうやって、毎日NYでは微笑ましい場面や発見が沢山ある。だから私はNYが好きだ。
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