みんな真面目
偏見ではないが、ニューヨーカーはむしろ日本人に勝る、真面目な人達ばかりではないだろうか。今までどれだけアメリカのメディアが偏った情報を流しているか、実際に住んでみて初めてたくさんのことが分かった。何といっても2013年の津波の時は米系ニュースは目を覆うほど見ることができなかった。人が波に一瞬にして飲み込まれる映像や車が流されるシーンなど、あまりにもビジュアルに強い衝撃的な映像しか流さない。なので、事実であるのは確かだが、別の局面が何も放送されない。NYは住んでみると、日本以上に市民同士が思いやりを持って生活をしている都市なので驚かされる。
まず最初に目についたのは、老人や妊婦に席を譲るのはもう何でもないことで、荷物をたくさんもっている買い物客やもちろん子供にもシルバーシートでなくても率先して席を譲る。
また、電車に乗るときに、特にこちらでは列もなく、立っているだけだが、みんな譲り合い、しかも人が上の階段から駆け下りてくる姿をみれば、ドアが閉まらないようにその人のために開けておくのだ。車掌さんは、ドアから離れてくださいというが、誰も一向に聞かない。人を助けてるわけだ。
近くにあるGymでも必ずマシン一台ずつ使った後、みんなスプレーとペーパータオルで自分の汗を拭きとっている。特にこのGym側で即しているが、ほぼ全員ちゃんと使ったあとのマシンを拭いている。これにはびっくりだ。
こういった日常のなかの良い話がメディアでは取り上げられない。みんな真面目極まりない。
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